★2010年6月@ニューヨーク(その6)
『Phantom Of The Opera』(6月12日19:30@Players Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。
<アンドリュー・ロイド・ウェバー版でもモーリー・イェストン版でもない、もう1つの“ファントム”。ちなみに、タイトルのアタマに“THE”が付かない。
オフオフの小さな劇場での上演なので、登場人物は少なくスペクタクルもないが、そこはこちらが想像力を最大限に駆使して補っていく。それが逆に快感、か。
たまには、こうした舞台も面白い。>
作曲マイケル・スゴウロス、作詞・脚本・演出ブレンダ・ベルのコンビは、同劇場で観た『A Christmas Carol』と同じ。振付ステファニー・スミス。
『Nunsense』(6月13日15:00@Cherry Lane Theater)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。
<原題を見ればわかる通り「nun」=尼さんの話。
これ、25年前に今回と同じチェリー・レイン劇場で幕を開けて大ヒットした作品のリヴァイヴァルで、ニューヨークに来るようになってからもロングランは続いていたが観なかった舞台だ。
5人の尼さんが繰り広げる布教コンサート、という設定で、この種の作品の肝である5人のキャラクター付けが見事。芸の見せ所、笑えるネタも豊富。
多少のんびりはしていたが、楽しめた。>
初演のオープンが1985年12月12日。3,672回の公演は、オフでは『The Fantasticks』に次ぐ長さらしい。
『Alter Boyz』は、ある意味、この作品の後継作品ということか。
作曲・作詞・脚本・演出ダン・ゴギン。振付テリ・ギブソン。
“The Chronicle of Broadway and me #612(Phantom Of The Opera/Nunsense)” への1件のフィードバック