★2013年11月@ニューヨーク(その7)
『A Midsummer Night’s Dream』(11月23日19:30@Theatre For A New Audiene/Polonsky Shakespeare Center)は、ジュリー・テイモア演出だというのでブルックリンまで遠征して観た。
期待に違わぬジュリー・テイモアならではの夢幻的な舞台。コの字に配置された座席に囲まれた長方形の舞台上に登場するのは、斬新な衣装と扮装、大胆な布使い、そこに反映される精緻な映像、『The Lion King』的な独創的パペット+着ぐるみ、アクロバティックな仕掛け。全ての要素がシェイクスピア「真夏の夜の夢」世界のイメージを妖しく広げていく。
音楽エリオット・ゴールデンサル(テイモアの連れ合い)、衣装コンスタンス・ホフマン、照明ドナルド・ホールダーは『The Green Bird』と同じスタッフ。装置エド・デヴリン、音響マット・ティアニー、プロジェクション・デザインはスヴェン・オーテル、フライング担当エアリスティック。
振付ブライアン・ブルックス。
パック役キャスリン・ハンター、妖精王デイヴィッド・ヘアウッド、妖精女王ティナ・ベンコ、ロバになるニック・ボトム役マックス・キャセラ。
この公演は撮影されて、翌年、映画館で上映されたらしい。その予告編がアップされていたのでリンクを貼っておきます。どこかで全貌も観られるのかな。
“The Chronicle of Broadway and me #756(A Midsummer Night’s Dream)” への2件のフィードバック