The Chronicle of Broadway and me #572(Blind Lemon Blues)

2009年10月@ニューヨーク(その4)

 『Blind Lemon Blues』(10月1日20:00@Theatre At St. Peter’s)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<2007年に、やはりこの劇場で短期間上演されたことがある作品らしい。
 フォーク/ブルーズ・マン、レッドベリーが1948年に行なったという最後の録音現場を舞台とし、その時共演した他の歌手たちも登場して、伝説のブルーズ・マン、ブラインド・レモン・ジェファーソンの半生を振り返るという趣向だが、ほとんどライヴ・コンサートの様相。
 到着日の夜の観劇だっただけに、失礼ながら、いささか眠くなった。>

 ブラインド・レモン・ジェファーソン自身は1893年生まれで1929年没。
 楽曲は、大半がジェファーソンのオリジナルで、そこに、レッドベリーら舞台に登場するアーティストの書いた既存曲やトラディショナル曲が挟まれるが、舞台の作者であるアラン・ガヴェナー&エイキン・ババトゥンデが新たに書いた楽曲も何曲か挿入されている。
 また、作者の片割れババトゥンデは、演出・振付も手がけている他、主役のジェファーソンとして舞台に登場してもいる。
 6人の出演者とは別に、ブロードウェイの『The Will Rogers Follies』『Urban Cowboy: The Musical』でも演奏していたという専門のギタリスト(スキップ・クレヴェンズ)が1人、出演している。
 

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