The Chronicle of Broadway and me #598(Imaginocean/Good Ol’ Girls/Aesop’s Fables)

2010年3月@ニューヨーク(その9)

 オフ作品残り3作をまとめて。

 『Imaginocean』(3月20日11:00@Stage 5/New World Stages)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

『Avenue Q』のオリジナル主演者ジョン・タータグリアが脚本を書いた人形劇。
 当の『Avenue Q』がオンから再びオフへ引っ越した先の複合劇場での期間限定公演。プレイビル・オンラインの紹介ページには、「ジョン・タータグリアは出ないのでご注意を」って書いてある。
 魚の子供たちの冒険話で、完璧に子供向けの50分1幕。
 表現にアイディアがないではないが、演奏も録音(たぶん)で、ちょっとがっかり。>

 作曲・作詞ウィリアム・ウェイド。
 演出・振付ドナ・ドレイク。
 ジョン・タータグリアは出てはこないが、声で出演している(録音)。
 

 『Good Ol’ Girls』(3月20日15:00@Black Box Theatre/Harold And Miriam Steinberg Center For Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<カントリー畑の楽曲作者としてしられる2人の女性、マトレイサ・バーグとマーシャル・チャップマンが書いた楽曲を5人の女性が歌い継ぐというショウ。
 南部女性について皮肉と愛情を込めてあるらしい歌詞の内容がイマイチ把握できず、残念な客と化したが(笑)、小さな劇場での親密な演奏そのものは楽しんだ。>

 マトレイサ・バーグもマーシャル・チャップマンも、それぞれソロ活動をするシンガー・ソングライター。

 原案マトレイサ・バーグ、原作(素材となった複数の小説があるようだ)リー・スミス&ジル・マッコークル、脚本・脚色ポール・ファーガソン。
 演出ランダル・マイラー(『It Ain’t Nothin’ But The Blues』)。

 出演者の1人はサリー・メイズ(『She Loves Me』『Urban Cowboy: The Musical』)だった。
 

 『Aesop’s Fables』(3月21日10:30@Circle In The Square)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<サークル・イン・ザ・スクエア劇場が子供向けに(と同時に、おそらく同劇場の研究生の研修のために)入場料10ドルで期間限定上演した演目。
 というわけで若干素人臭くはあるが、イソップ寓話のいくつかを合体させた脚本の中で、登場人物(動物)のキャラクターを色づけし、子供たちを飽きさせないようにきちんと作られた舞台ではあった。>

 作曲・作詞ジョザイア・ロンゴ。脚本マイケル・ミリガン。
 演出セオドア・マン。振付ナタリー・ピンクストン。

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