The Chronicle of Broadway and me #734(Murder For Two)

2013年7月@ニューヨーク(その4)

 『Murder For Two』(7月27日14:00@McGinn Cazale Theatre/Second Stage Theatre Uptown)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<出演者2人が計13の役をこなしつつ(というところは『The 39 Steps』に似ている)、ピアノ演奏もする。その離れ業が楽しいミステリー・ミュージカル。

 このアップタウンでの公演が好評だったのだろう、劇場をミッドタウンのニュー・ワールド・ステージズに移してロングランに入った。お時間があれば、オススメします。
 出演はジェフ・ブラメンクランツとブレット・ライバック。作曲・脚本ジョー・キノシアン、作詞・脚本ケレン・ブレア。
 演出スコット・シュウォーツ。>

 ジェフ・ブラメンクランツは『Damn Yankees』『How To Succeed In Business Without Really Trying』に出演していた印象に残る風貌の役者。
 演出のスコット・シュウォーツは、オフの『Bat Boy: The Musical』やペイパー・ミル・プレイハウスの『Seven Brides For Seven Brothers』を手がけた人。

 セカンド・ステージ・シアター・アップタウンは2002年にスタートした、セカンド・ステージ・シアターによる新世代クリエイター向け劇場。

 この演目、役者の技量があればコストをかけずに上演できるせいか、アメリカ国内のみならず、様々な土地で公演が行なわれているようだ。逆に言うと、役者の技量がまっすぐに問われる演目でもある。日本でも上演されていたが、どうだったのだろう。

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