The Chronicle of Broadway and me #587(Newsical The Musical/Groovaloo Freestyle)

2009年12月~2010年1月@ニューヨーク(その5)

 『Newsical The Musical』(12月28日20:00@47th Street Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

『Forbidden Broadway』をやっていた劇場で幕を開けたのが『Newsical The Musical』。最初のヴァージョンは2004年に上演されたらしいが未見。
 その名の通り、時事ネタをパロディ化して連ねる、ニュース版『Forbidden Broadway』といった趣の作品で、出演者も同シリーズと何人かがダブる。
 残念ながら、半分ぐらいは外国人旅行者にはついていけないネタで、十全には楽しめなかった。>

 英語版ウィキペディアによれば、元々は『What In The World: The NEWSICAL Revue』のタイトルで2002年にグリニッチ・ヴィレッジのピアノ・バーでオープンし、2004年にオフに移って2005年まで上演が続いたらしい。
 作曲・作詞・脚本リック・クロム(『Bonnie & Clyde: A Folktale』)は当初からだが、演出のマーク・ウォルドロップ(『When Pigs Fly』『Bonnie & Clyde: A Folktale』『Little Shop Of Horrors』@N.J.)はタイトルを改めたこの2009年公演から。
 出演は、クリスティナ・ビアンコ(『Forbidden Broadway: Dances With The Stars』)、ロリー・オマリー(『The 25th Annual Putnam County Spelling Bee』)、クリスティン・ペディ(『Little Me』)→代役エイミー・グリフィン(『Dr. Seuss’ How The Grinch Stole Christmas!』)、そしてオフのスター、マイケル・ウェスト(『When Pigs Fly』『Forbidden Broadway』シリーズ)。

 この時の公演には「We Distort You Decide」というサブタイトルが付いていたが、2010年に一旦閉めた後に再開した2011年版には「Full Spin Ahead!」というサブタイトルが付き、そちらは42丁目シアター・ロウのカーク劇場でつい最近までロングランしていた。
 

 『Groovaloo Freestyle』(1月3日19:00@Union Square Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<グルーヴァルーズという、ロスアンジェルスからやって来たヒップホップ・ダンスの集団によるパフォーマンス。
 出演者それぞれの人生を反映したストーリー性のある構成の中で、それぞれの得意ワザを見せていく。
 今回は期間限定公演だったが、将来的には『Stomp』のような複数の都市での常駐公演を狙っているのかも。>

 原案ブラッドリー・ラピアー&ダニー・シストーン・ウィズ・ザ・グルーヴァーズ。作詞チャーリー・シュミット。
 演出ダニー・シストーン。振付ブラッドリー・ラピアー&ザ・グルーヴァーズ。

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