The Chronicle of Broadway and me #494(The 25th Annual Putnam County Spelling Bee[2]/Make Me A Song)

2007年11月@ニューヨーク(その7)

 『The 25th Annual Putnam County Spelling Bee』(11月25日15:00@Circle In The Square)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

「Spelling Bee」こと『The 25th Annual Putnam County Spelling Bee』を、オフ公演観劇以来初めて、ロングランが終わる前に(来年1月20日まで)1度はオンで、と観に行った。
 オンと言ってもサークル・イン・ザ・スクエア(アップタウン)は小さめの、舞台を囲むように座席のある劇場で、それを生かして会場を体育館に見立ててあるのがうまい。
 キャストは全く替わっているが、きちんと質は維持されていて楽しんだ。未見の方は、ぜひ 1度。>

 観た回の出演者は、ウィリアム・バーフェイ役がジャレッド・ガートナー、オリーヴ・オストロヴスキー役がジェニ・バーバー、ロゲイン・シュワルツァンドグルベニア役がサラ・インバー、他に、アーロン・J・アルバノ(『Bombay Dreams』)、スタンリー・バオレック、後に『Aladdin』でジーニーを演じるジェームズ・モンロー・アイグルハート、グレタ・リー、ダニエル・ピアース、ジェニファー・シマード(『The Thing About Men』『Forbidden Broadway: Special Victims Unit』『Dr. Sex』)、等。
 この作品からは、後に活躍する人材がかなり出ている気がする。
 

 『Make Me A Song』(11月24日17:00@Stage 5/New World Stages)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

「Spelling Bee」の楽曲作者ウィリアム・フィンの様々な楽曲を歌い継ぐショウ。
 男女2人ずつが出演するオフの典型的なスタイルで、もちろん全員がうまい。繰り返しのギャグを挟んだり、最も有名な『Falsettos』のナンバーを組曲として歌ったりと、めりはりもあって飽きないし、最後には温かな気持ちになる。
 それもフィン楽曲の力か。>

 構成・演出ロブ・ルッジェーロ。
 出演は、サンディ・ビニオン(『Jane Eyre』)、D・B・ボンズ(後に『Kinky Boots』の演出助手を務め、その流れで日本の翻訳公演にも関わっている)、アダム・ヘラー(『Victor/Victoria』)、サリー・ウィルファート(『The Adventures of Tom Sawyer』『Assassins』)。ピアノ演奏ダーレン・R・コーエン。

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