The Chronicle of Broadway and me #631(The Addams Family[2]/Chicago[17])

2011年1月@ニューヨーク(その4)

 オンの再見作品2本。

 『The Addams Family』(1月16日15:00@Lunt-Fontanne Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<再見したのは、やはり役者に惹かれてのこと。なにしろ、オープン時のキャストがみんな残っているのだから。
 その時に「出来はほどほど」と書いたが、“ほどほど”のレヴェルが高いことはお断りしておく。今のキャストの内にどうぞ。>

 前回の感想はこちら
 

 『Chicago』(1月16日19:00@Ambassador Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<ニューヨークでは16回目になる『Chicago』。例によって、主要キャストを挙げておく。
 ロキシー/ビアンカ・マーロクィン、ヴェルマ/リー・ジマーマン、ビリー・フリン/コールマン・ドミンゴ、エイモス・ハート/ロバート・クレイトン、ママ・モートン/ラヴォン・フィッシャー=ウィルソン、メアリー・サンシャイン/R・ロウ。
 『Chicago』の面白いところは、主役級の役者がそれぞれ独自性を発揮して自分なりの役作りをしても、作品全体の骨格に全くブレが生じないところ。だから、(他のロングラン作品に比べて)いつまでもダレない。困った時には『Chicago』を観よう(笑)。>