The Chronicle of Broadway and me #800(Christmas Spectacular[7]/Chicago[21]/Ruthless! The Musical)

2014年11月@ニューヨーク(その7)

 繰り返し観ているおなじみの2作と、22年ぶりに観るオフ作品のリヴァイヴァルについて。

 『Christmas Spectacular』(11月27日14:00@Radio City Music Hall)は、いつも通り。もうロケッツが出てくるだけで楽しい。
 この時の特筆すべきことは、プログラムに、翌年春に上演される『New York Spring Spectacular』の予告が挟み込まれていたことかな。

 過去の『Christmas Spectacular』の感想は次の通り。
 1/4/19931/6/199511/9/200011/22/200711/24/2011, 11/22/2012
 

 『Chicago』(11月27日20:00@Ambassador Theatre)を2年ぶりに観たのは、今年(2022年)と同じくサンクスギヴィング・デイで他の演目が休演だったからだろう。
 例によって主要キャストを挙げると、ロキシーはエイミー・スパンガーだが代役でトニヤ・ウェデン、アムラ=フェイ・ライト(ヴェルマ)、クリストファー・フィッツジェラルド(ビリー・フリン)、レイモンド・ボキュアー(エイモス)、カーメン・ルビー・フロイド(ママ・モートン)。

 過去のブロードウェイ・リヴァイヴァル版『Chicago』の感想は次の通り(初回はシティー・センター)。
 5/4/1996, 1/9/1997, 6/12/1997, 12/11/1997, 3/21/1998, 6/13/1998, 10/3/1998, 1/6/1999, 5/8/1999, 2/10/2001, 11/12/2001, 9/22/2002, 7/31/2003, 2/9/2007, 6/8/2008, 12/31/2009, 1/16/2011, 11/24/2011, 11/22/2012, 3/2/2014
 

 『Ruthless! The Musical』(11月29日20:00@Stage 72/Triad Nyc)は、ほぼ22年ぶりの再見。忘れがたい衝撃の(!)初演の感想はこちら
 そこに追記の形で書いた通り、このリヴァイヴァル公演は(間に付き人らしき人を挟んで)バーナデット・ピータースと並びの席で観た。

 出演者は、ティナ役トニー・マーレイ、ジュディ役キム・マレスカ、シルヴィア役マーヴィン・レアード(女装)、リタ役リタ・マッケンジー、他。
 両面印刷の1枚を二つ折りにしただけのプログラムによると、驚くべきことに、ティナ役に作詞・脚本・演出のジョエル・パーリーの名前がWキャストとして書かれている。でもって、シルヴィア役のマーヴィン・レアードは本作の作曲家(初演の感想ではレイヤードと書いている)。てことは、このリヴァイヴァルは、作品を知ってる人向けの記念公演的色彩が強かったのかも。

 なお、初演の感想で「ルイーズとイーヴの(中略)それぞれの役に年齢設定に相応しい代役が立っていた」と書いている、その名前も書かなかったルイーズ(学芸会のティナのライヴァル)の代役を演じていたのは、後のナタリー・ポートマンだったことが今になって判明。当時の名前はナタリー・ハーシュラグだった。

 
 

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