The Chronicle of Broadway and me #518(Young Frankenstein[2]/Passing Strange[2]/Cry-Baby: The Musical[2]/Chicago[15])

2008年6月@ニューヨーク(その7)

 再見(以上)のブロードウェイ作品をまとめて。

 『Chicago』(6月8日19:00@Ambassador Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

去年の2月以来の『Chicago』は、このところ頻繁にウリにしている舞台専門ではないビッグ・ネーム(例えばアッシャーとか)が出ていない分、カチッとした仕上がり。
 帰国の飛行機内で映画版をやっていたので久しぶりに観たが、やっぱり舞台の方が断然面白い。>

 この時の主要キャストは次の通り。
 ロキシー/ミシェル・デジーン、ヴェルマ/ナンシー・レメネイジャー(『Never Gonna Dance』)、ビリー・フリン/ジェフ・マッカーシー(『Side Show』『Dream True』『Urinetown』『The Pirate Queen』)、エイモス/レイモンド・ボカワー、ママ・モートン/キャロル・ウッズ(『The Goodbye Girl』『Follies』)。
 

 『Young Frankenstein』(6月3日20:00@Hilton Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<この作品の見どころは役者に尽きる、と改めて思った。
 まあ、ある意味“臭い”演技なのだが、その“濃さ”も含めて、ぜひともオリジナル・キャストで観ておきたい舞台だ。>
 

 『Passing Strange』(6月4日20:00@Belasco Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

前回は到着日に観たので、実は途中ウトっとしたところもあった(苦笑)『Passing Strange』だが、緩急の塩梅がよく、全く飽きない構成。
 中流黒人のアイデンティティなんてところに踏み込んでいるあたり、カニエ・ウェストにも通じる感覚か、なんてね。>
 

 『Cry-Baby: The Musical』(6月7日14:00@Marquis Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

前回書いた通り、音楽的に物足りないし、ドラマとしても弱いのだが、第2幕のスピーディな展開がけっこう楽しめた。
 でもって、(これも前回触れたが)ダンサーたちが実に献身的!>