The Chronicle of Broadway and me #286(Oklahoma!)

2002年3月@ニューヨーク(その4)

 Oklahoma!(3月23日14:00@Gershwin Theatre)について「よみがえらぬ古典」のタイトルで旧サイトに書いた感想は、1999年のロンドン版の感想と共に、2019年3月31日にこちらに上げてあります。

 でもって20年後、2019年の衝撃的リヴァイヴァル版についてはこちらから。

 『Oklahoma!』は、リチャード・ロジャーズ(作曲)×オスカー・ハマースタイン二世(作詞・脚本)のコンビによる第1作。上掲リンクの感想群を読んでいただけるとわかるように、初めて観た1999年ロンドン版/2002年ブロードウェイ版から、2019年(オフ→)ブロードウェイ版への価値の転換は、個人的に大きな驚きだった。
 面白いことに、その『Oklahoma!』とほぼ時を同じくして(2018年)ブロードウェイでリヴァイヴァルしたロジャーズ&ハマースタインの第2作『Carousel』も、その2018年版と、それ以前に観た1993年ロンドン版1994年ブロードウェイ版とでは、大きく印象が変化した。
 いずれも、舞台作品が演出(と言うか、演出家の理解のしかた)によって意味が変わってくる好例だと思う。『Carousel』についても、上のリンクからお読みいただければ幸いです。

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