The Chronicle of Broadway and me #458(Company)

2006年11月@ニューヨーク(その3)

 『Company』(11月22日14:00@Barrymore Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<イギリスの演出家ジョン・ドイルによる、楽器演奏も出演者が兼ねるソンドハイム作品リヴァイヴァル第2弾。
 昨年秋に観た第1弾『Sweeney Todd』では役者が楽器を演奏する必然性が感じられなかったが、今回は違った。と言うのも、『Company』は(会話の中身は具体的だが作品全体としては)コンセプチュアルな会話劇だからで、役者が楽器を携えても違和感がない。さらには楽器演奏がセリフとは別種の感情表現にも見え、逆に作品のイメージが膨らんだところもあった。
 歌いながら楽器も演奏するというサーヴィス満点のナンバーまであって、これは大ウケ。>

 初演1970年。初めて観たのは1995年のリヴァイヴァル
 作曲・作詞スティーヴン・ソンドハイム。脚本は、1981年のフロップ(失敗作)として名高い『Merrily We Roll Along』でソンドハイムが再び組むことになるジョージ・ファース。
 主人公ロバート(ボビー)役はラウル・エスパーザ(『The Rocky Horror Show』『tick, tick…BOOM!』『Taboo』『Chitty Chitty Bang Bang』)。終盤のショウ・ストッパーになる有名曲「The Ladies Who Lunch」を歌うジョアン役はバーバラ・ウォルシュ(『Falsettos』『Blood Brothers』『Big』)。

The Chronicle of Broadway and me #458(Company)” への17件のフィードバック

コメントを残す