The Chronicle of Broadway and me #594(Sondheim On Sondheim)

2010年3月@ニューヨーク(その5)

 『Sondheim On Sondheim』(3月21日15:00@Studio 54)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<楽曲作者スティーヴン・ソンドハイム作品を顕彰する舞台は、これまでにも複数作られてきたが、この作品は、ソンドハイム自身が映像として登場して自作の来歴等を解説するところが特別。演出も凝っていて、思いのほか面白い。
 出演者も、個人的にソンドハイム作品を歌うコンサートを長年にわたって行なってきた、今年83歳になるバーバラ・クックや、ミュージカル・ファン以外にも広く知られるヴァネッサ・ウィリアムズの他、経験も豊富な実力派の役者が揃って、観(聴き)応えがある。>

 主な出演者は他に、トム・ウォパット(『City Of Angels』『Annie Get Your Gun』『A Catered Affair』)、レズリー・クリッツァー(『Legally Blonde: The Musical』『The Great American Trailer Park』『A Catered Affair』)、ノーム・ルウィス(『The Who’s Tommy』『Side Show』『The Wild Party』『Amour』Dessa Rose『Les Miserables』『Golden Boy』)、ユアン・モートン(『Taboo』)、エリン・マッケイ、マシュー・スコット。

 企画・演出ジェイムズ・ラパイン(ソンドハイムの映像出演はラパインの演出なればこそ可能になったのかも)。振付ダン・クネクテス(『The 25th Annual Putnam County Spelling Bee』『110 In The Shade』『Xanadu』)。