★2008年1月~2月@ニューヨーク(その3)
『Curtains』(1月31日20:00@Al Hirschfeld Theatre)
<昨年の4月以来となる3度目の観劇。主要キャストはほとんどオリジナルのままだ。
やっぱり、よくできていて、楽しく、面白い。これを古臭いと言う人には、ミュージカルにおける新しさとは何かを教えてほしいと言いたい。
ご覧になるなら、お早めに。>
目新しさはなくても手を尽くした作品は面白い、と言いたいようだ。
前回記載のキャストの内、替わったのは、アーニー・サベラ→ジェリー・ヴィッチ(『How to Succeed in Business Without Really Trying』)だけ。
最終的に、この年の6月末まで続く。上掲写真(左)は劇場の並びにあるレストランの壁に掲示された広告。
『Sunday In The Park With George』(2月2日20:00@Studio 54)
<2年前の夏にロンドンで観たヴァージョンの移植作。主演の 2人もイギリスからやって来ている。
よって、感想はその時とほぼ同じだが、ブロードウェイでの公演が、このところソンドハイムものリヴァイヴァルを連続して手がけているランダバウト劇場の仕切りだからか、観客の反応が(いくぶんか必要以上に)好意的な気がした。>
ウェスト・エンド版同様、演出サム・バントロックで、プロジェクション・デザインはティモシー・バード&ザ・ナイフエッジ・クリエイティヴ・ネットワーク。
役者は、上記のように、ジョルジュ/ジョージ役ダニエル・エヴァンズ、ドット/マリー役ジェナ・ラッセルが、そのままロンドンからやって来た。
他に、マイケル・カンプスティ(『1776』『42nd Street』)、ジェシカ・モラスキー(『Dream』『Dream True』『Parade』)。サンティノ・フォンタナはこの舞台がブロードウェイ・デビューだったようだ。
「観客の反応」についてのひと言は、ランダバウトのリヴァイヴァルに集まる観客に、シティ・センター「アンコールズ!」の観客に近い“受け過ぎ”感を覚えていたから、だと思う。
“The Chronicle of Broadway and me #498(Curtains[3]/Sunday In The Park With George[2])” への24件のフィードバック