The Chronicle of Broadway and me #623(Elf)

2010年11月@ニューヨーク(その4)

 『Elf』(11月18日19:00@Al Herschfeld Theatre)について旧サイトに書いた観劇当時の感想(<>内)。

<原作映画の内容(日本DVD化の際の副題は「~サンタの国からやってきた~」)からもわかるように、クリスマスに照準を合わせてのファミリー向けミュージカル。
 サンタクロースや妖精(エルフ)たちに育てられた人間の子供が成長して、父親に会うために北極からニューヨークにやって来る、というファンタジーを、舞台ならではのアイディアで楽しく見せる。
 最初の方は子供っぽすぎる感じで怪しかったが、結果、存分に歌って踊って、なかなかの出来だった。達者な脇役(ベス・リーヴェル、マイケル・マコーミック他)と献身的なアンサンブルのおかげか。
 演出は2006年4月に観た『The Drowsy Chaperone』のケイシー・ニコロウ。作曲マシュー・スクラーと作詞チャド・ベグーリンは『The Wedding Singer』(やはり2006年4月観劇)のコンビ。
 1月2日までの期間限定公演。>

 「達者な脇役」ベス・リーヴェル(『Crazy For You』『The Civil War』『The Drowsy Chaperone』『Lone Star Love』)、マイケル・マッコーミック(『Kiss Of The Spider Woman』『1776』『Marie Christine』『Gypsy』『The Pajama Game』『Dr. Seuss’ How the Grinch Stole Christmas!』『Curtains』『Marrying Meg』)の「他」は、エイミー・スパンガー(『Kiss Me, Kate』『The Wedding Singer』『Rock Of Ages』)、マーク・ジャコビー(『Show Boat』『Ragtime』『Man of La Mancha』『Sweeney Todd』)、ジョージ・ウェント、マイケル・マンデル、ヴァレリー・ライト(『Steel Pier』『Annie Get Your Gun』)。
 主人公はセバスティアン・アーセラス(『Sex! The Musical』『Good Vibrations』)。子役はマシュー・ガムリー(『Mary Poppins』『Addams Family』)。

 2年後のホリデイ・シーズンに半分ぐらい同じ顔触れで同じ劇場に再登場するが、そちらは観ていない。

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